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「何かあったらお願いします」から「一緒にリスクと対策を考えてください」と言われる弁護士へ
長野法律事務所の弁護士の考え方をお伝えします。
弁護士ってどんなイメージありますか?
よくある初対面の弁護士とのやりとり
私たち弁護士は、初対面の人からとてもよく言われる言葉があります。
それは、「何かあったらお願いします。」という言葉です。
ほとんどの皆さんは、弁護士って、
「揉めたとき時には頼りになる。
でも、敷居が高いし、お金かかる。
できれば頼みたくない人」
というイメージがあるのではないでしょうか。
弁護士の方も、「何かあったら、いつでも、ご相談ください。」と答えることがほとんどです。
多くの弁護士は、もめごと・トラブルの解決(交渉や裁判)が仕事だと思っています。
トラブルの後に相談されても実は・・・
そのため、多くの皆さんが、行動を起こした後、相手と揉めてから相談にいらっしゃいます。
ですが、そのタイミングでいらしても、
- 裁判の弁護士費用は高額(解決まで100万円~)
- 解決するまで、1年以上かかることも多い。
- 社長・社員も、著しく時間がとられ、心理的負担が大きい。
- 事実と証拠で、勝敗はほぼ決している(ここがとても大事)
ことがほとんどです。
紛争や裁判は、人や会社の生産性を著しく下げ、大きな社会的損失となっています。
弁護士が事前に見れば、防げるトラブルは五万とある
行動を起こす前に、まずは相談
ですが、弁護士が事前に見れば、防げるトラブルは五万とあります。
たとえば、見積書だけで取引するのではなく、簡単でいいので契約書を作る。
たとえば、新規事業を立ち上げるときに、法令調査や知財の調査をする。
たとえば、従業員を配置転換する前に、コミュニケーションの方法を練る。
たとえば、事故が起きる前に、事故を予防するマニュアルと教育を一緒に作る。
弁護士は、多くの紛争や事故を見てきているため、どのようなアクションや状況にリスクがあるのか、経験則上、直観的にわかります。
そして、紛争から逆算して「こうしておけばよかったのに」と常々考えているため、有効な対策を、相談者と一緒に見つけていくことができます。
ボヤになったら、すぐに相談
また、相手と不穏な空気が流れだして、話し合いが、うまくいかなくなったとき。
弁護士を壁打ち相手にして、相手とのコミュニケーションの取り方や伝え方をシミュレーションしておくことで、相手の出方に応じた、心構え、かける言葉やその次の対応を、冷静に選ぶことができます。
弁護士を「私たちと一緒にリスクと対策を考えてください」と言われる存在へ
私たちは、弁護士を、もっと身近で、何か行動を起こす前に、気軽に相談できる存在にしたいと思っています。
長野法律事務所の強み
当事務所は、紛争や事故を減らすことをミッションとしています。
所長は、40年の紛争解決の実績があり、紛争になりやすいパターンを熟知しています。
また、上場企業法務部長経験者や、元検事も在籍し、会社のリスクマネジメントについて、運用の実績があります。
弁護士2名は、現在も、上場企業の社外監査役・社外取締役として、コンプライアンス・ガバナンスの考え方に磨きをかけています。
若手弁護士も、真摯に依頼者にヒアリングし、事案の本質を見極めることができます。
顧問契約のススメ
もちろん、顧問契約なしでも、お気軽にご相談ください。
ですが、顧問契約をすることで、定期的に、会社・法人にお伺いし、雑談などを交え、継続的に会社のビジネス、会社の状況、会社の課題を理解していた方が、私たちも、表面的ではなく、会社・法人に応じたアドバイスをすることが可能です。
顧問契約をご検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。